【レインボー戦隊ロビン】
〜作品比較、その２〜
「Ｘの挑戦」(旧サイボーグ００９)と「撃墜王パルタの鷹」の比較 uccelloの投稿より(2003/10/23) |
「Ｘの挑戦」と「撃墜王パルタの鷹」を比較してみました。 「Ｘの挑戦」は旧００９の名作のひとつです。 ００９を倒すために作られた「Ｘ」ことサイボーグ青年ナック。 彼はギルモア研究所を襲って逃走、追ってきた００９たちと戦いになります。 その時偶然に居合わせて巻き込まれてしまった少女がミッチィ。 彼女は実はナックのフィアンセだったのです。 昔のナックはバラを愛する優しい青年でした。 |
小道具としての花：バラ(ナック)対ユリ(シーザー) しつこさでバラ(ナック)の勝利(笑) 身体上のコンプレックス：下半身サイボーグ(ナック)対クローン人間(シーザー) 両者とも暗さではいい勝負かも。 しかし下半身が機械で子孫も残せそうにないナックと比べて、完全生身のシーザーはこの点は問題ない？？ ただし、今現在世間にウケる設定という点では、そりゃ絶対にクローン人間の方でしょ。というか、生々しすぎてかえってヤバイか。 恋愛相手：フィアンセ(ナック)対人妻(シーザー) ナックとミッチイのキスシーン(の直前)なんてあるんで、こりゃ子供向けアニメとは思えないなあ、なんて考えていたけど、シーザーが惚れた相手は、こともあろうにロビンの母親なわけで、こっちの方がよっぽどエグイわ(笑)。 シーザーがロビンに戦いを挑んだ表向きの理由が「自分より強い者が許せない」なら、裏の理由が「ロビンに対する嫉妬」で、本音は「すみ子略奪」！？！ ．．．どこが「子供向け」なんじゃっ(爆) パルタのプリンスでもあるシーザーは、その気になれば囚われの身のすみ子さんを自分のモノにだって出来たはずなんだけどね。死なずに生き残ってたら、あの先どういう展開になってたことやら．．． (だから彼は死ななきゃならなかったんだってばさ！) キザ度：ナック対シーザー なんかヤバい方向に走りそうなので、軌道修正。 「バラは散った」「僕より美しい」．．．などなどナックも健闘しているが、シーザーの場合は存在だけでキザ！！(爆) ビジュアル度：ナック×００９対シーザー×ロビン そりゃあ〜〜 美青年×美少年の組み合わせは、この世界では無敵である。 しかもクローン人間対異星間ハーフだぜっ！！(核爆) ．．．軌道修正失敗(自爆) もうちょっと真面目にやろう．．．。 ビジュアル度その２：ナック&００９対シーザー&ロビン 共通しているのが決闘シーンということになると思う。 自分より能力的に優れている相手と戦って、いかにして逆転勝利を納めるか。 でも内訳は結構違いがあるんだよね。 熱帯から北極(たぶん)まで飛び回ったシーザー&ロビン組に対し、ナック&００９組は街の公園の上空で空中戦(おいっ)。 ま、００９組は車で追いかけてきたミッチイと公園で会わなくちゃならない事情もあったけど。 実際、空中戦シーンの演出されたのは芹川さん(００９)ＶＳ勝間田さん(ロビン)。 ちなみに脚本は辻真先さん(００９)ＶＳ芹川さん(ロビン)なので、実は「芹川ＶＳ芹川」の対決でもあったんだよね。 どちらもいいのだけど、ワタシ的にはシーザー&ロビン組に軍配を上げたいなあ。 ００９は最初から反撃出来たし、いきなりパラシュートで機体を止めてナックをやりすごしたり(これ、結構笑えた)してたけど、ロビンの方は、ほとんどひたすら逃げるだけ。シーザーが圧倒的な強さで迫ってくる不気味さがなんともいえん。 ００９の、短針銃(で、いいのか？)でボロボロになった機体が割れて、中からスリムな戦闘機が現れる演出はいいけどね。 悲劇度：ナック対シーザー それぞれサイボーグ、クローン人間という「普通の人間」じゃない苦悩にどっぷり浸かったまま死んじゃったなあ。 誤解が元でミッチイは死んでしまい、ナックはフィアンセの亡骸とコバルト爆弾抱えて、事件の張本人オメガ博士の元に特攻し、消滅。 一方、シーザーは惚れた女の息子の腕の中で息を引き取る。 「今度は地球人として生まれてくる」と言い残したシーザーは、来世ではすみ子さんの子供として生まれて来たいとか思ってたりして(笑) ということで、より救いようのなさそうなナックに軍配。 ．．．なんかとりとめもなくなってきた。 |
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